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女川2号機規制委審査 東北電論点説明 来春終了見通し

 原子力規制委員会は14日、東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の新規制基準に基づく適合性審査会合を開いた。東北電は今後の審査対応のスケジュール案を説明し、2018年3月までに主要な論点の説明を終えるとの見通しを示した。審査が順調に進めば、来春に最終盤を迎える可能性がある。
 審査会合で、東北電は設備分野の説明準備が整いつつあることを明らかにした。規制委側は設備分野の審査ポイントとして、(1)東日本大震災で被災した原子炉建屋の耐震性(2)地盤の液状化評価(3)防潮堤の安定性−の3点を挙げ「これらが解決しないと審査が先に進まない」と指摘し、速やかな説明を求めた。
 東北電は安全上重要な機器が密集する中央制御室とケーブル処理室、原子炉格納容器内の火災防護対策についても説明。継続審査となった。
 審査後、増子次郎常務は「新たな課題が出てくれば見込み通りにならないかもしれないが、効率的に説明したい」と述べた。
 東北電は、安全対策工事を終える18年度後半以降の再稼働を目指している。今後の審査は地震・津波分野から施設の耐震性などの設備分野に移る。


2017年11月15日水曜日


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