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<E番ノート>まんじゅうこわい

 「さすがにまんじゅうがたくさん並ぶとなあ」
 秋季キャンプの合間、梨田監督がベンチでつぶやいた。まんじゅうはスコアボードのゼロ(0)表示のこと。今季零敗は9度あったが、自軍のゼロ行進はやはり頭が痛くなるという。
 2009年、野村監督もよくぼやいた。「まんじゅうが製造過多だ」「仙台駅前にまんじゅう店をオープンしないと」。そういえば、このブラックジョークに同調して、菓子製造販売の玉澤総本店(仙台市)が「楽天イーグルス黒砂糖まんじゅう」を売り出していた。
 古典落語「まんじゅうこわい」を思い出した。なぜか「まんじゅうが怖い」と言う人へのいたずらで大量に枕元にまんじゅうを置いてみたが、実は相手の思うつぼで次々と平らげてしまう、というあらすじだ。
 記者室に戻ると「監督からの差し入れです」の添え書きとともにまんじゅう一箱があった。来季の打線爆発を願いながらありがたく二つ頂くと、落語のオチが頭に浮かんだ。
 「今度はお茶が怖い」
(金野正之)


2017年11月15日水曜日


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