岩手のニュース

<ほっとタイム>生きる力笑顔届ける 大船渡に通う宮川大助・花子さん

漫才を披露する宮川大助さん、花子さん

 大船渡市役所で8日夜、復興業務に当たる市職員を激励しようと、めおと漫才の宮川大助さん(68)と花子さん(63)が公演した。
 軽妙な掛け合いのネタは、受章が決まったばかりの紫綬褒章。大助さんが感染症などで入退院した一年だっただけに、花子さんは「今度はどんな感染症かなと思いましたよ」。市のおおふなと復興応援特別大使でもある2人に、会場から温かい拍手が送られた。
 大助、花子さんは弟子らと東日本大震災後、大船渡市を何十回も訪れ、仮設住宅や災害公営住宅で慰問公演を続けてきた。
 「思い切り笑えて、楽しくて。もう一度生きてみようと思った」。小さな仮設住宅ではお年寄りのそんな感想を耳にして泣いたこともある。
 「家族の輪がどれだけ大切かということが、被災地からのメッセージ」と大助さんが言えば、花子さんは「大船渡の方がお帰りと言ってくれるのが、すごくうれしい」。次は勲章を持ってみんなが待つ大船渡にやって来るつもりだ。
(大船渡支局・坂井直人)


関連ページ: 岩手 社会

2017年11月15日水曜日


先頭に戻る