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知ろう公立夜間中 福島県教委がセミナー

公立夜間中学について説明する常盤木氏

 福島県教委は15日、東北には一つもない公立夜間中学について認識を深めるセミナーを福島市で開いた。県内の自治体が参加するニーズ把握に向けた検討委員会も設置し、前提となる夜間中学の周知に力を注ぐことを確認した。
 セミナーには県内の自治体や学校関係者ら約35人が参加。文部科学省初等中等教育企画課の常盤木祐一教育制度改革室長が、夜間中学による就学機会の提供を地方公共団体に義務付けた昨年成立の教育機会確保法などについて説明した。
 常盤木氏は「不登校となっている現在の中学生を受け入れることが可能となった」などと紹介。全国31校にとどまる公立夜間中学でも「受け入れを検討している学校がある」と述べた。
 週1回の自主夜間中学を福島市内2カ所で運営する市民団体の大谷一代代表代行は「引きこもりを経験した方は『毎日勉強したい』と言っている。ぜひ、福島県内に公立校をつくってほしい」と期待した。
 続く検討委には福島、郡山各市など12市村の担当者が出席した。県と連携し、夜間中学の周知とニーズ把握に努める方針を共有。福祉関係の施設でチラシを配布するなど、周知場所や方法を工夫することにした。


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2017年11月16日木曜日


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