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<きみがらスリッパ>伝統工芸品製作に一役 三本木農高生が材料の畑片付けに汗

デントコーン収穫後の茎や葉を片付ける生徒
十和田むらさきで染められた素材を使って製作されたきみがらスリッパの試作品

 青森県十和田市の伝統工芸品「きみがらスリッパ」の材料となる飼料用トウモロコシ「デントコーン」栽培に協力している三本木農高(十和田市)の生徒が14日、市内の畑約46アールで今年3回目の作業に取り組んだ。
 植物科学科の1、2年生43人が参加。十和田きみがらスリッパ生産組合のメンバーの指導を受け、実の収穫後に刈り取られて散らばった茎や葉をまとめた。
 同科と生産組合の連携は5年目。生徒は今年、5月に種まき、8月に除草を手伝った。野菜研究室長の2年越後裕貴さん(16)は「地域の取り組みに高校生が協力すれば、地域の活性化になる。製品になるまでの工程も学べた」と話した。
 今年は製品作りに適した長い皮が取れるデントコーンが多かったという。宮本桂子組合長(70)は「若い人に手伝ってもらえると本当に助かる」と喜んだ。
 同校生活科学科の生徒は、十和田むらさき保存研究会とともに「十和田むらさき」を使った紫根(しこん)染めに取り組む。この日は、同科生徒が紫根染めをした素材を使ったコラボレーション製品の試作品が紹介された。


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2017年11月17日金曜日


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