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<ILC>一関2ヵ所で来月地質調査 候補地データ出そろう

 東北大と岩手県は、超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の建設候補地となっている一関市内の2カ所で12月にかけて地質調査を行う。
 加速器の通り道となるトンネルの想定コースのうち、未調査だった一関市内の大東町と千厩町の2区間計13キロについて地質や地形を発破などで調べる。調査は2010年度に始まり、全長約30キロに及ぶ北上高地の建設候補地全域で地質データがほぼ出そろう。
 地元住民向けの説明会が11日あり、東北大大学院理学研究科の佐貫智行准教授は「トンネルを最適に掘削するために詳細な調査が不可欠だ」と理解を求めた。
 国際将来加速器委員会(ICFA)が了承した加速器の全長を31キロから20キロに短縮する新計画案に関する質問に対し、佐貫准教授は「20キロで得られる成果を積み重ねなければ、研究の進展はない」と話した。


2017年11月17日金曜日


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