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<メルカリ>現金を出品し超高金利融資 秋田の女を逮捕

 フリーマーケットアプリ「メルカリ」で現金を額面以上で販売する手口で、法定限度額を超える利息を受け取ったとして、秋田県警は16日、出資法違反(超高金利受領、脱法行為)の疑いで、秋田市御野場新町3丁目、無職小野順子容疑者(60)を逮捕した。千葉県警、京都府警も同日、同容疑で、千葉県成田市、奈良県安堵町、広島県呉市の33〜57歳の男女3人を逮捕した。
 秋田県警によると、フリマアプリを悪用した違法融資を出資法違反容疑で摘発したのは全国で初めて。
 小野容疑者の逮捕容疑は昨年12月〜今年7月、メルカリを利用し、仙台市などの20〜30代の会社員男女3人に額面を超える額で現金を販売したように装って現金を貸し、法定限度を超える利息を受け取った疑い。
 県警は額面を超えた分を利息と認定。県警によると、9回にわたって計21万5000円を貸し付け、法定上限の40倍近い計6万6100円の利息を受け取っていた。取引した購入者は他に、少なくても7人いることが分かっており、県警は裏付け捜査を進めている。
 メルカリの決済方法には、クレジットカードや携帯電話料金と合算する「キャリア決済」など複数ある。購入者の大半はキャリア決済を選び、支払いを先延ばしにしていた。早急に現金が必要な人、取り立てのあるヤミ金融業者を避けたい人が利用していたという。
 県警によると、額面以上の現金を販売する方法として旧紙幣を使ったり、紙幣を魚の形に折ったりして付加価値があるように装うほか、電子マネーやJRの切符を利用する手口がある。
 メルカリは今年4月、利用規約に違反するとして現金の出品を禁止した。金融庁は貸金業法に触れないよう、業界団体に注意喚起している。


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2017年11月17日金曜日


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