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福島の大人味コンポート ほまれ酒造の純米大吟醸と福島市産のモモで開発

ほまれ酒造の蔵で商品をPRする青木さん

 福島県の特産である果物と日本酒を組み合わせた高級感のあるコンポートが完成した。東京電力福島第1原発事故の風評払拭(ふっしょく)を目指し、福島市の自営業青木美和子さん(59)が1年半をかけて開発した6次化商品だ。
 商品名は「大人の大吟醸コンポート」。ほまれ酒造(喜多方市)の純米大吟醸「極(きわみ)」に、福島市産のモモを漬けて煮た。果実のみずみずしさと、ほのかな日本酒の香りを楽しめる。
 果樹農家の知人から価格が戻らない風評被害の現状を聞いたのがきっかけ。全国新酒鑑評会で金賞受賞の蔵数が5年連続日本一の福島県の地酒との組み合わせを考え、試行錯誤の末に後味がすっきりしている「極」を使うことにした。
 現在は「ゆうぞら」「まどか」「黄貴妃」のいずれもモモと、プルーンの計4種類。「ゆうぞら」には須賀川市産の食用バラも使っている。今後はリンゴやイチゴ、ラ・フランスでも商品化する予定。
 青木さんは元エステティシャンで、昨年末から県など主催の創業塾に通い6次化商品分野で起業した。「程よい酒の割合が難しかった。今後はコンポートを使う料理も提案したい」と意気込む。
 商品はほまれ酒造の蔵併設の売店に置いているほか、年内にウェブ販売を始める予定。価格(税別)は100グラム瓶1500円、210グラム瓶2800円。連絡先は青木さん090(2985)9200。


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2017年11月17日金曜日


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