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仙台駅西口のガス灯、風前のともしび 96%に不具合 市、改修計画

故障のため、ランプのほやに当たる灯具が撤去されたガス灯(左)。右側は既にLED化されている=仙台市青葉区中央3丁目

 設置数が国内最多とされるJR仙台駅西口のガス灯117基のうち、96%に当たる112基に不点灯や灯具の腐食などが確認されたことが17日、分かった。管理する仙台市は9月に改修計画を策定。2018年度から4年間で発光ダイオード(LED)への変更や撤去を進める。

 ガス灯は1987年の市地下鉄南北線開業に合わせ、仙台駅前商店街振興組合が設置し、市に寄贈した。ここ数年で故障が多発するようになった。市によると、経年劣化で明かりのつかないガス灯が31基ある。腐食や損傷があったのは81基、正常と確認できたのは5基だけだった。
 計画では、愛宕上杉通の交差点2カ所でガス灯8基を残し、94基をLED電球に替える。以前に故障したガス灯の一部には既にLED電球を取り付けている。
 ペデストリアンデッキ直下のガス灯15基は「天井に埋め込んだダウンライトで明るさが確保されている」として撤去する。
 事業費は約3億円を見込む。2018年度後半に着工し、22年度内に完了の見込み。
 青葉区道路課の担当者は「地元の意向を受け、2カ所でガス灯を残すことにした」と話す。
 ガス灯がともる仙台駅西口の街並みは旧建設省が
1990年度に主催した「街灯のある街角30選」に選ばれている。


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2017年11月18日土曜日


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