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<山形大アカハラ自殺>第三者調査委報告書「信用できる」遺族側が主張

 山形大工学部(米沢市)の男子学生が2015年11月に自殺したのは、助教によるアカデミックハラスメント(アカハラ)が原因だとして、遺族が大学と助教に計約1億1900万円の損害賠償を求めた訴訟の弁論準備手続きが17日、山形地裁であり、遺族側はアカハラと自殺の因果関係を認めた第三者調査委員会の調査報告書について「信用性がある」と主張した。
 遺族側は、調査委が外部有識者4人で構成され、聞き取りの対象者も広く関係者を網羅していると強調。調査報告書の指摘通り「(助教のアカハラについて)遺族から3回も大学側に懸念が示されていた」として「その段階で適切な調査をしていれば自殺を防ぐことができた」と訴えた。
 助教が昨年10月、「長時間の説教を繰り返すなどの行為はアカハラに当たる」とする懲戒処分を異議なく受けたことにも触れ、「報告書の事実関係を否認する答弁と整合しない」と反論した。
 大学側は調査報告書について「聞き取りが不十分」「そのまま大学の判断とはならない」と主張している。
 次回の弁論準備手続きは2018年1月16日。


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2017年11月18日土曜日


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