福島のニュース

在宅医療薬剤師育成へ 郡山でセミナー 症状確認方法学ぶ

血圧測定の方法を学ぶ参加者

 福島県は、在宅医療の現場で活躍できる薬剤師を育てる初の人材育成セミナーを12日、郡山市のふくしま医療機器開発支援センターで開催した。参加した約20人が、対話しながら聴診や打診で患者の症状を確認する「フィジカルアセスメント」などを学んだ。
 血圧や呼吸音を測定できるシミュレーターを使用。胸や腹部のどこに聴診器を当てればいいかなどを確認し、測定方法を練習した。
 問診は実際に患者に向き合うことを想定。症状を踏まえ、参加者は医師に対して薬の変更を助言するか経過観察とするべきかどうかを話し合った。
 参加した会津若松市の斎藤由佳さん(47)は「薬剤師自身が患者の細かい状態を把握できれば、医師らとの連携が図りやすくなる」と語った。
 県薬務課の担当者は「専門的知識がある薬剤師が住民の健康管理にも積極的に関わることで、不足する地域医療を担う人材の確保につなげたい」と話す。
 セミナーでは、家庭医療専門医による在宅医療の現状と課題をテーマにした講義もあった。


関連ページ: 福島 社会

2017年11月18日土曜日


先頭に戻る