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<漁師学校>未来の担い手育てます 関東などの男女6人、カキの殻むきに挑戦

カキの殻のむき方を教えてもらう漁師学校の参加者(右)

 人手不足に直面する水産業の担い手確保を目的とした漁師学校が18日、宮城県石巻市で始まった。関東などから10〜50代の男女6人が参加し、カキ養殖の仕事を体験した。市の水産業担い手センター事業を受託する市内の一般社団法人「フィッシャーマン・ジャパン」などが企画。19日まで。
 6人は同市狐崎浜のカキ処理場で殻むきなどの作業に取り組んだ。前日水揚げしたカキのかごを作業台に運び、ナイフを使って殻から身を取り出す手さばきを漁師に教わった。
 茨城県常総市の会社員安田拓也さん(27)は「海や魚が好きで、水産業に興味があって参加した。どのような仕事をするのか学びたい」と語った。19日も殻むきに挑戦し、浜の仕事に必要なロープワークを習う。漁師になるイメージを具体化させるため、5年後の人生設計を考えるワークショップも行う。
 漁師学校は昨年2月に始まり、今回で4回目。さらに関心があれば1週間の研修も受講できる。これまでに石巻出身者や大阪府、岡山県などからの移住者ら計16人が、研修を経て水産業の現場で働いている。
 フィッシャーマン・ジャパン事務局の島本幸奈さん(26)は「漁師学校は漁業を知ってもらう入り口。実際の作業を体験してもらって就業につなげてほしい」と話す。


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2017年11月19日日曜日


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