岩手のニュース

鬼剣舞の奥義伝授 北上「岩崎」から「北藤根」へ秘伝書

地元の神社で踊りを披露する北藤根鬼剣舞

 鬼剣舞発祥の地とされる岩手県北上市和賀町岩崎の国指定重要無形民俗文化財「岩崎鬼剣舞」から市内の団体「北藤根鬼剣舞」に5日、作法や由来を記した秘伝書が授けられた。岩崎鬼剣舞が秘伝書を伝授するのは20年に1回程度という。
 北藤根鬼剣舞は、後継者不足で一時存続の危機に陥ったものの、伊藤大輝さん(41)ら若い世代が15年前に再興。10年前から岩崎鬼剣舞に指導を仰いできた。
 今は20〜40代の25人が活動を続けている。子どもたちが指導を受ける育成団体もできた。伊藤さんは「秘伝書の重みを感じる。教えをしっかり伝承する」と気を引き締めた。
 岩崎鬼剣舞の庭元(師匠)和田勇市さん(68)は「若者たちがよく頑張っている。後世に伝える活動に力を入れてほしい」と期待を寄せた。
(北上支局・布施谷吉一)


関連ページ: 岩手 文化・暮らし

2017年11月19日日曜日


先頭に戻る