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被災地女川生まれのドングリ 苗木に育って三重から帰郷 児童らが広場に植樹

コナラの苗木を植える女川小の児童ら

 東日本大震災で被災した宮城県女川町に緑を増やそうと、女川小の児童らが20日、町総合運動場に隣接する広場にコナラの苗木を植樹した。
 苗木は、2013年に同校の児童が拾ったドングリを三重県花植木振興会や同県鈴鹿市鈴西小の児童らが育てた。女川生まれのドングリが、高さ約1.5メートルの苗木に成長し、帰郷を果たした。
 植樹には女川小の6年生33人が参加。振興会の会員らの指導の下、約40本の苗木を丁寧に植えていった。阿部竜成君(12)は「植樹は楽しかった。大きく育ってほしい」と話した。
 振興会の藤田宜三会長は「一時的な支援だけでなく、長期的につながりを深めたい。10年、20年後にこの苗木がどう育っているか、児童の皆さんもぜひ見に来てほしい」と呼び掛けた。
 振興会の会員らは14年以降、毎年女川町を訪れ、育苗を続けている。


2017年11月21日火曜日


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