岩手のニュース

白菜 下ノ畑ニアリマス 宮沢賢治開墾、地元児童が収穫

賢治の畑で白菜を収穫する子どもたち

 宮沢賢治が開墾した岩手県花巻市の「下ノ畑」で21日、地元の南城小と笹間二小の児童計90人が白菜を収穫した。宮城県塩釜市の浦戸諸島で採種した白菜を育てる栽培学習の一環で、子どもたちは「ナイフで切り取るのが大変だった」と笑顔を見せた。
 6年目を迎えた栽培学習は、90年以上前に誕生した品種と、当時を生きた賢治の詩「白菜畑」を関連付けた取り組み。仙台市の市民グループ「食の学人(まなびと)の会」と、畑を管理する住民グループ「下ノ畑保存会」が協力している。
 保存会長の菅野将勝さん(78)は「今年も子どもたちに収穫の喜びを味わってもらえた。賢治の白菜をおいしく食べてほしい」と話した。
 「下ノ畑」は、賢治が設立した羅須地人協会の玄関脇に掲げた黒板に「下ノ畑ニ居リマス」と書き置きしたことに由来する。


関連ページ: 岩手 社会

2017年11月22日水曜日


先頭に戻る