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家庭の虐待から子を守れ 岩手県警と児相 強制立ち入り訓練

訓練で子どもの安否確認を求めて父親役を説得する児相職員

 児童虐待が疑われる家庭への立ち入り調査を想定した岩手県警と県内の児童相談所の合同訓練が21日、盛岡市の県警察学校であった。県警から児相への虐待通告件数は10月末現在で558件(前年同期比92件増)あり、2年連続で過去最多を更新している。
 県警や児相3カ所から約50人が参加した。子どもの安否確認を拒む家庭を訪問し、裁判所の許可証を示して立ち入る訓練では、警察官が抵抗する父親役を取り押さえている隙に、児相職員が子ども役を保護した。
 県福祉総合相談センターの那波(なば)和久児童女性部長は「岩手県では強制立ち入り調査は過去に1度しかなく、児相職員の経験は少ない。今後も関係機関と連携し、いろいろな場面に備えたい」と話した。
 県警によると、暴言を吐いて脅す「心理的虐待」など、直ちに虐待と判断できない場合でも通告を徹底しているという。


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2017年11月22日水曜日


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