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「体罰・不適切指導ある」4.5% 仙台市立小高調査 中間集計を公表

 仙台市教委と市は22日、合同で実施した体罰に関するアンケートについて、市立小と市立高・特別支援学校の児童と生徒計1221人(4.5%)が「体罰を受けたり、見聞きしたりした経験がある」と回答したと公表した。市長部局に設けた第三者機関、いじめ対策等検証専門家会議の会合で示した。
 青葉区折立中2年の男子生徒(13)が体罰を加えられた上、いじめを訴えて自殺した問題を受け、全120小学校、市立高4校、特別支援学校1校の計5万5835人を対象に9月上旬に実施した。10月末までの中間集計としてまとめた。
 48.1%に当たる2万6883人が回答した。「体罰や不適切な指導を受けたり、同級生らが受けたりするのを見聞きした」と答えたのは、小学校で1183人(4.6%)、市立高・特別支援学校で38人(3.2%)だった。
 市立中と中等教育学校を対象としたアンケートは10月に集計が公表され、428人(5.0%)が体罰を受けるなどしたと答えた。
 既に全市立小中高の校長に、事実確認を進めるよう指示しており、年度内に確認や集計を終える方針。
 また、市教委は、いじめや不登校などについて解決策を探る「スクールソーシャルワーカー」の配置状況を説明した。5人態勢で全市の相談業務に当たっており、学校からの派遣需要増に伴い、負担が増加。本年度上半期に担当した件数は1人当たり平均28.2件に上ることを明らかにした。


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2017年11月23日木曜日


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