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初代「ささ王」に佐藤さん ササ系米の食味コンクール「甘味あり冷えても酢飯もおいしい」

炊きたてや酢飯などで食味を総合的に比べた最終審査
佐藤徳志さん

 さっぱりとした食味が持ち味で、すし好適米のササニシキとササニシキ系銘柄米「ささ結(むすび)」に特化した初の食味コンクール「みやぎ・大崎耕土『ささ王』決定戦」の最終審査が22日、大崎市の県古川農業試験場で行われ、最優秀の「ささ王」に同市古川の佐藤徳志さん(62)が育てたささ結が選ばれた。
 コンクールはコシヒカリ系の流通が多い中、ササ系の認知度アップと生産者の意欲や食味の向上を高めるのが狙いで、大崎市や古川農協(同市)などが実施。ササニシキ20点、ささ結24点の計44点の応募があり、1次審査をパスした13人の15点が最終審査に臨んだ。
 最終審査では、審査員長の新潟薬科大の大坪研一教授(食品科学)ら審査員6人が(1)炊きたて(2)冷や飯(3)酢飯−の3種で味や香り、粘りなどを評価しながら食べ比べ、佐藤さんのささ結が最も高い評価を得た。
 「甘味があり、冷えても酢飯でもおいしく、ササ系らしいコメ」(大坪教授)と評価された。佐藤さんは「受賞にびっくりしたが、土作りには力を入れてきた。多くの人にササ系の魅力を知ってほしい」と喜びを語った。受賞米は産地PRなどで使われる予定。
 今回は、市内の農家と近郊のささ結生産者を対象に実施したが、他地域から反響があったことなどから来年は対象地域を拡大して実施する方針。
 他の入賞者は次の通り。(敬称略)
 ▽金ささ賞 加藤憲治(ササニシキ)鈴木至(ささ結)▽銀ささ賞 只野直悦、大場徳寿、今野啓司、坂井美津男(以上ささ結)高橋正則、鈴木則夫(以上ササニシキ)


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2017年11月23日木曜日


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