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<世界防災フォーラム>「BOSAI」の知見、仙台から発信 あす開幕

 東日本大震災の教訓を基に世界の防災戦略を議論する「世界防災フォーラム(WBF)」(実行委員会主催)が25日、仙台市青葉区の仙台国際センターで開幕する。今後、仙台で2年に1回定期開催される国際会議の初回で、28日まで。一般公開のセッションやイベントも多く、市民も参加できる。国内外の産官学民が被災地に集い、日本の「BOSAI(防災)」の知見を共有、発信する。
 国連幹部や40以上の国・地域から政府、企業、NGO関係者、研究者ら900人以上が参加する見込み。49のセッションが26〜28日にあり、3分の1が無料公開される。
 仙台市で2015年に開かれた国連防災世界会議で採択された国際指針「仙台防災枠組」に沿い、「ビルド・バック・ベター」(被災前より災害に強い復興)の実践や女性、障害者の防災活動、各国の防災への事前投資の現状などが紹介される。
 25日のフォーラム前日祭は青葉区の東北大百周年記念会館川内萩ホールであり、岩手、宮城、福島の被災3県の高校生らによる防災の活動発表と伝統芸能、音楽のステージがある。
 WBFに合わせて26、27日に開催される「防災推進国民大会」(内閣府など主催、ぼうさいこくたい)と「防災産業展」(日刊工業新聞社主催)は、仙台国際センターと市地下鉄東西線国際センター駅、駅近くの広場が会場。大学や市民団体などによるセッションやワークショップ、防災ゲームなどのほか、最新の防災技術や製品が展示される。
 前日祭とぼうさいこくたい、産業展はいずれも一般向けで参加無料。WBFを含めて1万人の来場が見込まれている。


2017年11月24日金曜日


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