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仙台・作文コンクール 佐藤君中山小2年 渡辺君新田小6年 最優秀賞 職人への憧れ 尊敬つづる

最優秀賞の賞状を手に笑顔を見せる佐藤君(左)と渡辺君

 職人をテーマに仙台市内の小学生から募った作文コンクールで、青葉区の中山小2年佐藤大和(とわ)君(8)と宮城野区の新田小6年渡辺智仁君(11)が最優秀賞を受けた。ともに職人への憧れや尊敬の気持ちをつづった。主催した市の担当者は「職人の技術はものづくりの礎。作文を通して技能の素晴らしさや技を伝承する大切さを理解してもらいたい」と話している。
 佐藤君の作品「ぼくの父ちゃん」は、すし職人の父の厳しい仕事ぶりを書いた。魚を吟味する姿を「お魚とにらめっこ」、すしを握る技術を「ほうちょう一本で、おいしいねたにへんしんさせる」などと憧れの気持ちを込めた。
 父のような職人を「こだわりをもっておしごとをする人」と表現し、将来は「父ちゃんみたいに(略)かっこういい人になりたい」と締めくくった。
 もう1人の最優秀賞、渡辺君の作文「職人さんが活躍する社会」は、仙台箪笥(たんす)の金具職人、八重樫栄吉さんを題材に「人の心を豊かにできる職人さんは貴重な存在」と強調。社会や生活に欠かせない優れた技能の重要性を訴えた。
 宮城野区で13日、表彰式があり、佐藤君は「父ちゃんのかっこいい仕事をみんなに教えてあげるつもりで書いた」と笑顔を見せた。渡辺君は「職人さんに対する尊敬の気持ちを込めた」と話した。
 技能職への理解を広げ、ものづくりの素晴らしさを実感してもらうことを目的に、市が7〜8月、募集した。応募作は49作品。市技能職団体連絡協議会や市の職員らが10月選考し、最優秀賞2作品、優秀賞1作品、佳作3作品を選んだ。
 市技能功労者表彰式も13日あり、優れた技能を持った市内の大工職人や理容師など28職種、41人を表彰した。


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2017年11月24日金曜日


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