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<楽天>松井稼が退団セレモニー「楽天の7年間がなければ、今の自分はない」

選手やファンから拍手を送られる東北楽天の松井稼選手

 プロ野球東北楽天を今季限りで退団し、西武に移籍する松井稼頭央選手(42)が23日、仙台市宮城野区のKoboパーク宮城で開かれた球団のファン感謝祭で退団セレモニーを行った。2013年に主将として東北楽天を初の日本一に引っ張った功労者。「いい時も悪い時も常に熱い声援をもらった」とファンに7年間の感謝を述べた。
 10月の退団発表後、ファンの前に初めて姿を見せた。朝一番に球場に登場。殺到するファンに対し、サインや握手で丁寧に応じた。
 「参加していいものか考えたが、このユニホームで皆さんに会えると思って参加した」。セレモニーでは率直に思いを伝え「仙台でまたプレーしている姿を見てもらえるよう頑張りたい」と再会を約束した。
 米大リーグを経て、11年に東北楽天入り。「非常に長い時間をファンと一緒に過ごさせてもらった。楽天の7年間がなければ、今の自分はない」と振り返る。
 最も強く記憶に残るのは昨年8月6日、本拠地での西武戦。約2カ月の2軍落ちを味わった後、代打出場で大きな声援を受け、胸が熱くなった。「あんなに大きな声援をもらえるとは想像していなかった。またあの声援の中でプレーしたい。そういう気持ちにさせてくれた」。今回の現役続行の決断にもつながった。
 客席には背番号「7」のユニホームが多く掲げられた。宮城県亘理町のパート相原恵美さん(61)は「グラウンドにいるだけで『何かやってくれる』と楽しみな気持ちにさせてくれた。来年から違うチームになるが、この球場に来た時には変わらない声援を送りたい」と見送った。

<松井稼選手スピーチ(要旨)>
 感謝祭の会場で「ありがとう」「頑張れ」と応援の言葉をもらい、感謝でいっぱいです。7年間いろんな思い出がありました。昨年、ファームから上がって代打で出た時の声援は今でも忘れません。今の一番の力です。まだまだ現役としてやりたい気持ちが強過ぎ、退団という形になりました。来年から新たな挑戦が始まります。仙台で皆さんにプレーしている姿を見てもらえるよう頑張ります。ファン、チームメート、球団スタッフとの出会いが僕の財産です。


2017年11月24日金曜日


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