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<宮城県女子駅伝>福祉大が圧勝 先頭キープ連覇

大差をつけてゴールする東北福祉大アンカー工藤

 第34回県女子駅伝競走大会(宮城陸上競技協会、河北新報社主催)が23日、大崎市の化女沼古代の里を発着点とする5区間、21.0975キロで行われ、東北福祉大が1時間11分2秒で2年連続4度目の優勝を果たした。
 東北福祉大は1区から一度も先頭を譲らず、2位の石巻専大に1分29秒差の大差をつけてゴールした。さらに石巻専大から2分29秒遅れて常盤木学園高が3位に入った。
 今年は大学や高校、地元選抜チームなど昨年より4チーム少ない計15チームが出場した。

 ▽成績
(1)東北福祉大(須藤、尾関、古川、三浦、工藤)1時間11分2秒(2)石巻専大1時間12分31秒(3)常盤木学園高1時間15分0秒(4)聖和学園高A1時間15分18秒(5)仙塩高校選抜A1時間20分55秒(6)仙南高校選抜A1時間21分23秒(7)東北学院大1時間21分39秒(8)東北大1時間21分59秒(9)聖和学園高B1時間22分20秒(10)仙塩高校選抜B1時間24分37秒(11)大崎選抜1時間25分30秒(12)東北&宮城大1時間26分47秒(13)仙南高校選抜B1時間27分31秒(14)宮崎建設クラブ1時間31分19秒(15)栗原・登米高校選抜1時間35分12秒

 【区間1位記録】
 ▽1区(6.0キロ)須藤ひかる(東北福祉大)20分0秒
 ▽2区(4.0975キロ)尾関真衣(東北福祉大)13分59秒
 ▽3区(3.0キロ)古川恵里(東北福祉大)9分55秒
 ▽4区(3.0キロ)川崎美祈(石巻専大)10分0秒
 ▽5区(5.0キロ)工藤レイラ(東北福祉大)16分58秒


◎1区須藤が快走

 【経過】東北福祉大が圧勝した。1区須藤が2位に41秒差をつけ、2、3区も区間賞を取ってリードを1分4秒に広げた。4区で54秒差まで追い上げられたが、アンカー工藤が区間賞の走りで再び突き放した。
 石巻専大は4区川崎が区間賞を取ったが、2位から浮上できなかった。常盤木学園高は最終5区で聖和学園高Aを抜き、3位に順位を上げた。


<アンカー工藤「余裕持って走れた」>
 東北福祉大は独走で2連覇を決めた。アンカーの4年工藤は「後輩が貯金をつくってくれたので余裕を持って走れた。優勝できて安心した」と笑顔で語った。
 1区の1年須藤は日本学生対校選手権5000メートル5位の実力者。「タイムは課題が残った」と話しながらも、2位に41秒の大差をつける快走を見せた。4区の1年三浦は今夏に800メートルから3000メートル障害に転向したばかりで、大学では初の駅伝。「ずっと駅伝をやりたかった。1人で走るより楽しい」と振り返った。
 10月の全日本大学女子駅伝は16位に終わった。冠木(かぶき)監督は「全日本の鬱憤(うっぷん)を晴らそうと臨んだ。総合タイムは悪くない。連覇できて良かった」と胸をなで下ろした。


<石巻専大、1区の勝負に誤算>
 石巻専大は2年連続の2位。優勝した東北福祉大から一度も先頭を奪えず、1分29秒の大差をつけられた。泉田監督は「福祉大の1区が予想以上に強かったのが誤算。中盤も離され、追い上げは厳しかった」と肩を落とす。
 1区の勝負が明暗を分けた。普段は4、5キロの区間を走るスピードがある牧野に6キロの1区を託したが、福祉大・須藤との先頭争いの中盤にペースダウン。逆にピッチを上げた相手に突き放された。「久々の長い距離で足が動かなくなった。日頃から試合をイメージして練習し、来年こそは優勝したい」と課題を克服しての再起を誓った。


2017年11月24日金曜日


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