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音色も最高級 佐賀県の支援金で購入の高級ピアノ 気仙沼の小中高生が演奏

スタインウェイ社製の高級ピアノを演奏する参加者

 東日本大震災の復興支援で、佐賀県から宮城県気仙沼市に贈られた米スタインウェイ社製の高級グランドピアノを、地元の小中高生に弾いてもらうイベントが23日、ピアノがある市民会館で開かれた。子どもたちは支援に対する感謝の気持ちをかみしめながら、普段は触れることができない鍵盤の感触を楽しんでいた。
 同会館が初めて企画し、地元の小中高生20人が参加した。持ち時間は1人10分。子どもたちはピアノ教室の課題曲や学校で習ったばかりの楽曲を演奏し、終了後は、ピアノの前で家族と一緒に記念撮影していた。
 同市松岩小1年森谷奏太君(7)は「こんなにきれいな音が出るとは思わなかった」とうれしそう。鹿折小3年鈴木理央さん(8)は「とてもいい音だった。演奏の出来は95点」と満足そうだった。
 ピアノは2013年3月に同会館に配備された。佐賀県がピアノを市に贈る目的で集めた支援金を全額活用し、市が2200万円で購入した。
 同会館は、今後も子どもたちに気軽にピアノを使ってもらう企画を検討中。春日敏春館長は「子どもたちにとっては貴重な経験になったと思う。将来は大人にも触れてもらう機会を設けたい」と話した。


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2017年11月24日金曜日


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