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東日本大震災の被災地で子どもの貧困シンポジウム

SCJの調査報告を聞く参加者ら

 東日本大震災の被災地などで子どもの支援を続ける公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は24日、宮城県石巻市の市子どもセンターで、子どもの貧困に関するシンポジウムを開いた。
 子育て支援団体の関係者や市職員ら約30人が参加した。SCJが就学費用の一部を独自に助成した石巻市と岩手県山田町の計400世帯を対象に、今年2〜5月に行った調査結果の報告があった。
 396世帯が回答し、震災前と過去1年を比較すると、44.2%で家計の状況が悪化。また74.3%が市や町の就学援助制度を利用しており、うち66.0%が制度の改善を求めた。
 調査結果を基に、SCJは就学援助制度の拡充などを提言。津田知子国内事業部長は「国などに求めるだけでなく、民間として活動を続けながら、さまざまな立場の人たちと一緒に状況を良くしていきたい」と話した。
 市職員による子どもの貧困対策の説明や、参加者同士の意見交換もあった。


2017年11月25日土曜日


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