宮城のニュース

気仙沼市、復興祈念公園デザイン公募 施設検討委が発足

 宮城県気仙沼市が同市陣山に整備する東日本大震災の復興祈念公園を巡り、公園の在り方を考える「復興祈念公園施設検討委員会」が24日、発足した。市役所で初会合があり、2019年度末の完成を目指し、公園の中核となる広場やモニュメントのデザインは一般公募で決める方針を確認した。
 委員会は学識経験者や地元の観光、まちづくり団体の関係者ら20人で構成。本年度内に必要な機能や公園の活用法なども協議する。委員長には東北大災害科学国際研究所の川島秀一教授が就いた。
 公園の予定地は、被災した市街地や気仙沼湾を一望できる標高57メートルの民有地約2.3ヘクタール。頂上付近には、公園の中核となる「祈りの場」(750平方メートル)を整備し、犠牲者の名前を刻んだ銘板などを設ける。
 銘板のデザインや公園全体の配置に関し、市内外から一般公募。来年3月に検討委が審査を実施し、採用するデザインを決める。
 川島委員長は「単なるハード整備にするのではなく、市民の意見を広く取り入れた公園の在り方を探ってきたい」と話した。
 総事業費は4億3100万円。市の負担は9900万円で、うち5000万円はクラウドファンディングを活用する方針。


2017年11月25日土曜日


先頭に戻る