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木造船漂着「まさか」地元住民に不安と驚き

 漁船とみられる木造船が漂着し、乗っていた男性8人が保護された秋田県由利本荘市石脇の現場周辺は立ち入りが厳しく規制され、住民の間に不安が広がった。
 現場を訪れた市内の自営業の男性(58)は「まさか、本当に流れ着くなんて」と驚きを隠さない。漂着した男性が「北朝鮮から来た」と話していることを受け、「政治的な混乱だけは起きないでほしい」と不安げに語った。
 漂着現場から南に約10キロの同市西目町では9月、相次ぐ北朝鮮のミサイル発射に対応するための避難訓練があった。参加した無職女性(64)は「北朝鮮という言葉に敏感になった。ミサイル発射時と違って情報がなく、そのまま上陸して町に来ていたらと考えると怖い」と吐露した。
 「何が起こるか分からず、落ち着かない日が続く」と話すのは、近くの小学校に長男が通う主婦(41)。しばらくは学校まで車で送迎する予定だという。
 8人を保護した由利本荘署では、警察官が警備に当たる中、保健所や海上保安庁、入国管理局など関係省庁の職員らが慌ただしく出入りした。


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2017年11月25日土曜日


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