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水素バスいわき快走 次世代技術、市民が体験

市民らを乗せていわき駅前を走る水素バス

 いわき市のJRいわき駅周辺で25日、水素を燃料に使う燃料電池バス(水素バス)の試乗会が2日間の日程で始まった。福島県内を水素バスが走るのは初。走行中に二酸化炭素を出さない次世代車の乗り心地を市民が体験し、新たな環境技術に理解を深めた。
 いわき商工会議所や市などの実行委員会が26日まで開催中のいわき産業フェスタの一環。バスは26人ずつ乗せ、駅周辺の2.2キロを約15分間で1周した。26日も午前10時15分から11回運行する予定。
 タンクの水素を酸素と反応させて発電し、モーターを回す仕組み。南相馬市の小学5年佐藤陸君(11)は「振動がなく静かで気持ちいい走りだった。エコな車だと感じた」と話した。
 水素バスはトヨタ自動車が開発。東京都が2020年東京五輪・パラリンピックの輸送用に100台規模の導入を予定し、普及が期待される。バッテリー産業を集積する「いわきバッテリーバレー構想」の実現を目指す市などは機運づくりにつなげたい考え。
 フェスタは各メーカーの次世代車展示のほか、小学生が燃料電池の製作を体験するイベントなどもある。


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2017年11月26日日曜日


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