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<世界防災フォーラム>身近な備え、見て触れて 関連2イベント開幕

防災産業展の免震体験コーナーには子どもを連れた家族の姿も。防災の大切さを楽しく学んだ=26日、仙台市青葉区の仙台国際センター

 仙台市で開会中の世界防災フォーラムに合わせ、防災推進国民大会(ぼうさいこくたい)と防災産業展が26日、青葉区の仙台国際センターを主会場に始まり、防災関連の3イベントがそろい踏みした。身近な備えを呼び掛けるブース展示や最新機器の発表のほか、防災ゲームやショーなどもあり、大勢の市民でにぎわった。
 ぼうさいこくたい、産業展ともに一般向けの参加無料で、27日まで。このうちぼうさいこくたいは内閣府などが主催。「みんなの連携が力になる防災」をテーマに行政や大学、NPO法人などが26のセッション、50のブース展示を行う。
 みやぎ生協(仙台市)は食料備蓄に関するセッションを開き、買い置きの食材を消費した分だけ買い足していく「ローリング・ストック(循環備蓄)法」を紹介。砂金亜紀子理事は「普段から食べている食材なら非常時のストレスも少ない」と利点を説明した。
 防災を「わがこと」と捉えてもらおうと、26日は五つのワークショップもあり、仙台管区気象台は大雨防災をテーマに実施。大型の台風が接近中という想定で、班ごとに条件設定された家族構成や自宅の立地、車の有無などを踏まえ、避難開始のタイミングや避難先を話し合い、身を守る方法を考えた。
 吉野正芳復興相も訪れ、東北大主催の「より良い復興」の在り方を考えるセッションに参加。ブース展示も視察した。
 防災産業展は日刊工業新聞社が主催し、計70の企業と団体が117のブースを設ける。
 東北大など約60の研究機関が実用化を目指す「タフ・ロボティクス・チャレンジ」では、がれきの隙間に入れる蛇型ロボットや救助犬に装着するカメラなどを展示。軽量で持ち運びできる壁掛け式の非常用電源や、水に浸すと発電する「水電池」を使った長期保管可能な懐中電灯も紹介された。


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2017年11月27日月曜日


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