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<コバルトーレ女川>JFL昇格 復興の町、PVに沸く

コバルトーレのJFL昇格が決まり、歓声を上げて喜ぶサポーターら=26日午後0時35分ごろ、宮城県女川町まちなか交流館

 宮城県女川町を拠点とするサッカークラブ「コバルトーレ女川」が26日、日本フットボールリーグ(JFL)昇格を決めた。2006年の創設以来、地域貢献を掲げてきたチームの快挙。東日本大震災からの復興を目指す港町は喜びに沸いた。

 コバルトーレは24〜26日、千葉県市原市のゼットエーオリプリスタジアムで、全国地域チャンピオンズリーグの決勝ラウンドに出場。4チーム総当たりのリーグ戦で3戦全勝した。
 26日はアミティエSC京都(関西)と対戦。GK近嵐(ちからし)大地選手(24)を軸に再三のピンチを防ぎ、後半36分にMF高橋晃司選手(24)が決勝点を挙げた。
 女川町まちなか交流館ではパブリックビューイング(PV)があり、サポーターや町民ら約50人が見守った。石巻市の小出弘美さん(54)はチームのユニホームを来て観戦。普段は近嵐選手らと共に町内の水産加工会社で働く。「闘志あふれるプレーに感動した。彼らは仕事の時も一生懸命で職場を明るい雰囲気にしてくれる」と話す。
 コバルトーレは06年4月に創設され、東北社会人リーグ2部を経て、10年に同1部初参戦。震災で一時活動を休止したが、16年から1部で2連覇した。
 東松島市の自営業山本英寿さん(41)は震災後、コバルトーレを応援するようになった。かつてコバルトーレの阿部裕二監督(46)と同じ石巻市内の少年サッカーチームに所属し、面倒を見てもらった縁がある。「厳しい状況でも諦めずに戦い、JFLへの道を切り開いた。素晴らしい試合だった」とたたえた。


2017年11月27日月曜日


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