岩手のニュース

忍びの道とは?自他共存に重点 忍者の精神学ぶ 一関・講演会

忍者の修行法などを紹介した村上氏(左)

 忍者の本質と現代にも通じる精神性を学ぶ講演会が26日、岩手県一関市千厩町の古民家・村上家であった。
 「忍者忍術学」を教える三重大特任教授で、甲賀流継承者の川上仁一氏(68)=福井県=が講師を務めた。川上氏は「忍びの道とは自他共存の実践的手法。武家社会の和を重んじ、大きな争いを避けるために、謀略などの古典的軍用技術を駆使した」と指摘した。
 短い棒に針を付けた簡単な武器、さまざまな用途がある黒い布などの忍者道具も紹介。指先と足腰の鍛錬や呼吸法、厳しい環境で生き延びるための食事法などを明かし、「日常の立ち居振る舞いとともに修行があった」と強調した。
 講演会は、岩手県指定有形文化財の村上家などかやぶき屋根の古民家に親しむイベントで催された。


関連ページ: 岩手 社会

2017年11月27日月曜日


先頭に戻る