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<仙台市教委>いじめ認知1万4928件 慎重判断で解消率低下

 仙台市教委は27日、文部科学省が10月26日に公表した2016年度の児童生徒問題行動調査のうち、市関連分の結果を発表した。いじめの認知件数は1万4928件、15年度より500件増加した。いじめは16年度93.6%が解消したが、15年度の99.6%より6.0ポイント低下した。
 認知件数は小学校が1万2987件と大半を占める。学年が上がるごとに認知件数が減る傾向があった。いじめの内容は「冷やかしやからかい」が小学校の59.6%、中学校の73.7%でそれぞれ最も多かった。
 いじめ解消は、15年度までは各学校が判断していたが、文科省は16年度、問題行動が3カ月起きていないことなどの基準を定めた。解消率が低下したのは、各校がより慎重に判断するようになったことが背景にあるとみられる。
 市教委は27日の定例教育委員会で「認知件数が多いのは、いじめ事案を把握できているということ。今後ケースごとに丁寧に対応するのが大切」と述べた。


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2017年11月28日火曜日


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