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<オトナの工場見学>手焼き挑戦うまさ格別 しょうゆで描いたタコ、イカ、ワカメ

海鮮せんべいの手焼きも体験できる。コンロであぶるとしょうゆで描いた絵が浮かび上がる

 ものづくりやさまざまな事業を担う工場の見学は子どもたちだけのものじゃない。大人が思わず行きたくなる工場を宮城県内で探した。

(5)海鮮せんべい塩釜(塩釜)

 見る、楽しむ、味わう。塩釜市の海鮮せんべい塩釜は「美味(おい)しさと楽しさのテーマパーク」をうたう。
 工場で作る海鮮せんべいは1日10万枚。イカ、でんぷん、調味料を混ぜて鉄板で焼き、油で揚げる。製造工程を見ることはできないが、出来上がったせんべいを選別し、包装する場面はガラス越しに見学できる。
 エックス線装置があった。「異物がないかどうか確かめています」と、地元塩釜出身の社員遠藤幸央さん(21)。安全安心には、念には念を入れる。
 「見る」の次は「楽しむ」。店舗の一角でせんべいの手焼きが体験できる。1人3枚で300円。遠藤さんに教えられながら、やってみた。半生のせんべいにしょうゆで絵を描く。記者のモチーフはタコ、イカ、ワカメ。描いたらコンロであぶる。香ばしい匂いが立つ。しょうゆで書いた部分が浮き上がった。焼きたてを食べる。絵は下手だが、せんべいはうまい。
 続いて「味わう」。店舗では50種類の海鮮せんべいが試食できる。これはウニですか。あちらはカキ。ぱくぱくぱく。やめられない。止まらない。
 工場屋上の展望台に上る。目の前に漁港。その向こうには、日本三景・松島の島々が広がっていた。(山野公寛)

◎ここも楽しみ!

 目玉商品の一つが「いかの姿焼き」。秘伝のたれに漬け、鉄板で挟み焼きにする。不漁で高値のイカだが、1枚600円で販売中。

[海鮮せんべい塩釜]塩釜市新浜町3丁目30の30。2015年10月にオープンした。愛知県碧南市に本社がある。営業時間は午前9時〜午後5時で、乗用車60台、バス5台の駐車場を備える。見学と手焼き体験は午後4時まで。連絡先は022(363)5030。


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2017年11月28日火曜日


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