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比の記者が東松島取材 災害に強い復興撮影

復興祈念公園の慰霊碑を撮影するトゥパズ氏(左)

 フィリピン最大のネットメディア「ラップラー社」で防災を担当するボルテア・トゥパズ記者(38)が28日、東日本大震災で被災した東松島市を取材した。震災からの歩みを学び、今後の活動に役立てる。
 仙台市で開かれた「世界防災フォーラム」に参加したのを機に、東松島市野蒜地区の宮野森小や復興祈念公園を訪問。地元の高橋宗也県議から震災の被害や復旧復興の状況を聞き、現地の様子を動画で撮影した。
 トゥパズ氏は「災害に強い形で復興していることに強い関心を持った。他の災害被災地にとっても参考になる」と指摘。「私の出身地が台風で大きな被害を受け、東松島市が復旧復興に協力してくれた。大変感謝している」と語った。
 トゥパズ氏はフィリピンのレイテ島タクロバン市出身。同市は2013年11月の台風30号(台風ヨランダ)で被災した。国際協力機構(JICA)の支援プロジェクトに東松島市が参加した縁で、トゥパズ氏が今回の訪問を希望した。
 高橋県議は震災の津波で長女沙織さん=当時(22)=を亡くし、東松島市職員時代にプロジェクトに取り組んだ。「災害による被害や悲しみを繰り返させたくない。その思いを被災地間で共有したい」と話す。


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2017年11月29日水曜日


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