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<ほっとタイム>過疎地から流行発信 宮城・加美 理容店5代目が新店舗

最初の客を務めた母ゆかさんの髪を整える一成さん

 宮城県加美町の理容師大内一成さん(27)が28日、同町一本杉に理美容サロン「DEUS(デウス)」をオープンした。白を基調とした約70平方メートルの一戸建ての店舗は、町内で異彩を放つ。同業の新規出店は加美郡で16年ぶりだ。
 加美町で明治時代から100年以上続く「ヘアーサロン大内」の5代目。理容界のカリスマ本田誠一さんの下、神奈川県で約6年間、腕を磨いた。2月から両親が営む店を手伝いながら、開店準備を進めてきた。
 一成さんの独立をずっと楽しみにしていたのは祖父章好さん。全国約3000人の理容美容学生が出場する技術大会で4位に輝いた孫を誇りにし、つてを頼って本田さんの下へ修行に出した。その3代目は昨年12月、78歳で急逝した。
 訃報を受け、帰郷を早めた一成さん。「老若男女がおしゃれにきれいにかっこよくなる手伝いをしたい。仙台などに出なくても、ここ(加美町)でできるんだと証明したい」。人口減が進む故郷から、流行を発信するつもりだ。(加美支局・佐藤理史)


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2017年11月29日水曜日


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