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秋田でミズナラも凶作 クマの出没続く可能性を警戒

 秋田県で本年度、ブナに加えてミズナラも凶作だったことが27日、県への取材で分かった。ツキノワグマの餌となるブナ類の実(ドングリ)が軒並み不作となったことで、県はクマの出没が続く可能性を警戒する。
 県林業研究研修センター(秋田市)は8〜10月、県内5地点で落下したミズナラの実の数を調査。八峰町八森で0個、仙北市田沢湖で0.2個、最も多かった東成瀬村でも4.8個と、並作となる1平方メートル当たり5個を全て下回った。由利本荘市の鳥海山は、ナラ枯れの影響で調査対象となる木がなかった。センターの担当者は「2002年の調査開始以降、最も悪い」と話す。
 県警地域課によると、11月のクマの目撃件数は26日までで28件。昨年11月の8件を大きく上回っている。
 県自然保護課の担当者は「ドングリの不作で、ツキノワグマが遅くまで人里に出没する懸念がある」として、12月20日まで出没警報を発令し、警戒を呼び掛ける。


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2017年11月29日水曜日


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