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福島・広野中高一貫校起工式 復興担う人材育成

新校舎の完成予想図。正門から、生徒の交流や地域イベントにも使える空間が延びる
くわ入れをして工事の安全を祈願する生徒代表ら関係者

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興を担う人材の育成を目指す福島県立中高一貫校「ふたば未来学園中・高」(広野町)の新校舎起工式が28日、現地であった。2019年4月の中学開校に合わせて、中高併設の校舎で授業を始める。
 新校舎は、高校が15年の開校時から借りて使っている元の広野中校舎から約600メートルの高台に建つ。普通教室棟や体育館など計8棟で構成され、延べ床面積は約2万1400平方メートル。
 安全祈願祭では、生徒代表ら関係者が工事の安全を願い、くわ入れをした。前生徒会長の3年鯨岡洋星さん(17)は「新校舎で学ぶことはできないが、3年間築いてきた伝統を引き継いでもらいたい」と話した。
 内堀雅雄知事は取材に「6年間連続して先進的な教育を行うことで未来を担うリーダーが育成できる。若者の声や笑顔は地域の希望にもなる」と話した。
 ふたば未来学園高は、双葉郡の中学生を優先的に受け入れる連携型の中高一貫校。原発事故の影響で3月に休校した郡内の県立高5校に代わる形で設けられた。生徒419人。来年3月に初の卒業生を送り出す。


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2017年11月29日水曜日


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