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<フードボックス>富谷市設置 廃棄食品減らし困窮者支援

フードボックスを設置した若生市長(左)と白木理事

 生活困窮者らを支援するとともに、余剰食品の廃棄に対する意識を啓発しようと、富谷市は29日、食品回収用のフードボックスを市役所庁舎1階に設置した。県内の自治体でボックスを設置するのは初めてで、市は提供を呼び掛けている。12月22日まで。

 ボックスで受け付けるのは、賞味期限が1カ月以上残っている未開封の缶詰、レトルト食品、コメ、乾燥麺類など。生活困窮者や高齢者世帯に提供される。
 市は設置に先立ち、食品の回収や生活困窮者らへの提供を担うNPO「ふうどばんく東北AGAIN(あがいん)」(富谷市)と覚書を締結した。
 若生裕俊市長は「食べ物に困る人がいる一方、食品の廃棄が大量にある。ボックスの設置で意識を高め、食品ロスを減らしたい」とあいさつ。AGAINの白木福次郎理事は「フードバンク活動を通して障害者の就労や社会的自立支援の取り組みも進め、全国へと発信したい」と語った。
 市地域福祉課は約800キロの提供を見込む。今回は試験設置だが、恒久的な設置も検討する。


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2017年11月30日木曜日


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