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仙台市内で深夜に客引き「魚民」「白木屋」運営「モンテローザ」を書類送検へ 外食大手摘発は全国初

 仙台市中心部で風営法が禁じる深夜の客引き行為をしたとして、宮城県警が風営法違反の疑いで、居酒屋チェーン「魚民」「白木屋」などを全国展開する外食大手「モンテローザ」(東京)を12月上旬にも書類送検する方針を固めたことが29日、分かった。飲食店の客引きを巡り、風営法違反容疑での外食大手の摘発は全国初とみられる。

 捜査関係者によると、同社が市中心部で営む居酒屋の従業員が8月の未明、JR仙台駅近くのアーケード街で通行人に客引きをした疑いが持たれている。法人としての同社のほか、従業員を管理していた店の社員らも風営法違反容疑で書類送検する方針。県警は8月以降、同店舗など関係先を家宅捜索し、裏付けを進めてきた。
 風営法は居酒屋やカラオケなどの飲食店に関し、午前0時以降の客引きを禁じている。宮城県迷惑防止条例もしつこい客引きは禁じているが、処罰対象は客引き本人に限られる。県警は条例対象外の行為も広く規制でき、法人や経営者の法的責任を問える上、罰則も重い風営法を適用する。
 モンテローザは多数の大手居酒屋チェーンを全国で展開。同社ホームページによると3月末現在、グループで約2000店と社員約2700人を抱え、業界最大手クラスに位置付けられている。
 仙台市中心部では国分町(青葉区)周辺に多かった客引きが近年、仙台駅前にも拡大。最も多い日で約400人が確認されている。


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2017年11月30日木曜日


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