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障害児支援の拠点完成 岩手県療育センターと支援学校が移転

岩手医大付属病院と連携する県立医療センターと県立盛岡となん支援学校

 盛岡市から岩手県矢巾町に移転新築した「県立療育センター」と「県立盛岡となん支援学校」の落成式が29日、現地であった。2019年9月に開院する岩手医大付属病院の敷地内に立地し、連携して障害児の医療、福祉、教育の充実を図る。
 療育センターは延べ床面積1万2643平方メートル、支援学校は9276平方メートル。両施設とも鉄筋コンクリート3階で総工事費は約96億円。療育センターは来年1月5日に開所し、支援学校は同4日に開校する。
 療育センターの障害児支援部門は、外来部門にリハビリテーション科などを新設。診療科目を従来の6科から9科に増やした。
 病床数は60。肢体不自由児、重症心身障害児、一般対応の3種類に分けた。一般対応病床は、付属病院の新生児特定集中治療室(NICU)から新生児を引き継ぐ。
 音の静かな磁気共鳴画像装置(MRI)など障害児の負担を軽減する医療機器を導入。医師、看護師ら常勤職員は約30人増えて約160人となる。外来診療には付属病院の医師も加わる。
 肢体不自由の児童生徒を受け入れる支援学校(114人)は、療育センターと渡り廊下でつながっており、リハビリや治療で通所する子どもの負担を軽減する。
 式典には約200人が出席。達増拓也知事は「移転新築を機に機能が一体化した総合的な支援体制を強化したい」と述べた。


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2017年11月30日木曜日


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