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新庄市唯一の天然温泉閉館 利用者有志が存続求め集会

新庄市で唯一の天然温泉「奥羽金沢温泉」の存続を求めて開かれた市民の集い

 新庄市で唯一の天然温泉の日帰り入浴施設「奥羽金沢温泉」が老朽化に伴い今年末で閉館する問題で、利用者有志が26日、存続を求める市民の集いを市内で開いた。地区名から「山屋温泉」とも呼ばれ、約30年前から市民に愛されてきた。
 有志による「山屋温泉を考える市民の会」が「いい風呂の日」に合わせて企画。約70人が集まった。
 出席者からは「温泉は住みよいまちづくりに欠かせない」「存続には多額の資金が必要だが、工夫して集めることを考えなければいけない」といった意見が出た。同市の飲食店経営早坂昭二さん(78)は「市の支援が必要だ」と訴えた。
 市民の会は今後、市に施設存続の要望書を提出する。星川満代表(74)は「温泉は癒やしの場であり、コミュニケーションの場でもある。存続のため小さな輪を広げたい」と話した。
 施設は、市農協や市などが出資する運営会社が1986年に開業。近年は競合施設の開設や老朽化で、経営が厳しくなっていた。
 山形県は全35市町村に温泉が湧く「温泉王国」。奥羽金沢温泉が閉館すれば、温泉空白地になる。


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2017年11月30日木曜日


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