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<インバウンド>ANAホリデイ・イン仙台、AI活用し案内サービス 店紹介や緊急時対応も

チャット形式で観光情報などを入手できる「Bebot」

 仙台市青葉区のホテル「ANAホリデイ・イン仙台」は1日、人工知能(AI)が訪日外国人旅行者(インバウンド)に近隣の飲食店や観光地を案内するコンシェルジュサービス「Bebot(ビーボット)」を導入する。スマートフォンで専用のチャットページを開くと、AIが外国語で質問に答える。意思疎通を円滑にし、満足度向上につなげるのが狙い。
 ソフトウエア関連のビースポーク(東京)が開発し、仙台のホテルでは初めて導入する。ホテルの室内の備品の不足や貴重品の紛失など緊急性のある問い合わせにも対応できる。
 AIは検索内容や頻度などを学習でき、質問の多い項目を優先的に表示したりクレームの多い店舗を紹介しなくなったりするなど、サービス内容は随時更新される。現在は英語と中国語(繁体字、簡体字)に対応し、今後増やす予定。
 同ホテルはインバウンドが利用客の13〜15%を占め、宮城県内のホテルの中でも比率が高い。従業員との意思疎通が難しいケースもあったという。
 前田隆憲総支配人(58)は「言語の壁は利用客にとって大きな問題。ビーボットの導入で旅行の満足度を上げ、東北に足を運んでもらえるようにしたい」と話した。
 ビーボットは国内のホテルで普及しているほか、11月14日に成田空港でも利用が始まった。


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2017年12月01日金曜日


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