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被災地の現状伝えたい 指揮所演習参加の米軍人、仙台・荒浜を視察

旧荒浜小校舎内の被災の様子を確かめる米軍人ら

 仙台市宮城野区の陸上自衛隊仙台駐屯地などで実施中の日米共同方面隊指揮所演習に参加している米陸軍の軍人約40人が30日、東日本大震災の津波で被災した若林区荒浜地区を訪れ、復興の現状を視察した。
 深沼海岸の観音像前で黙とうした後、陸自東北方面隊の隊員から被災3県の被害の説明を受けた。震災遺構の旧荒浜小では、建物を管理する市嘱託職員の案内で校舎内を見て回り、到達した津波の高さや建物の被害の様子などを確認した。
 米陸軍のリー・ピーターズ大佐(47)は「多くの人が亡くなり、悲しく思う。被災地に来た経験を帰国後に伝えたい」と語った。
 演習は東北方面隊と米陸軍第1軍団(米ワシントン州)が11月29日〜12月13日に実施。主に有事を想定したコンピューターシミュレーションの図上訓練に取り組む。同演習への東北方面隊の参加は、2012年12月以来5年ぶり。
 仙台育英学園高や常盤木学園高の生徒と米軍の交流イベントも予定している。


2017年12月01日金曜日


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