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<ILC>加速器全長短縮 計画了承を説明 仙台で講演会

 東北への建設実現が期待される超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」と次世代型放射光施設の動向を伝える講演会が1日、仙台市内であった。東北経済連合会などが主催し、約200人が参加した。
 東京大素粒子物理国際研究センターの山下了特任教授は、国際研究者組織が11月にILC加速器の全長を30キロから20キロに短縮する計画を了承したことを説明。建設費が約4割減り日本の負担額は3000億円規模になるとの見通しを示し、「実現が近づき、来年は政府をはじめ他国の幅広い支持を集めたい」と述べた。
 放射光施設の建設を目指す光科学イノベーションセンターの高田昌樹理事長(東北大総長特別補佐)は、東北大青葉山新キャンパスを拠点に2020年度完成を目指す構想を紹介。「日本の産業をけん引する国家プロジェクトの中核を東北が担いたい」と語った。


2017年12月02日土曜日


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