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<ボクシング>「藤岡選手よくやった」会場でファン500人大興奮

地元応援団と共に藤岡選手の5階級制覇達成に拍手を送る父一男さん(右)

 「よくやった」。試合会場に詰め掛けた応援のファン約500人は日本人初の偉業達成に盛大な拍手を送った。1日に東京・後楽園ホールであった世界ボクシング機構(WBO)女子ライトフライ級王座決定戦。藤岡奈穂子選手(42)=竹原慎二&畑山隆則、大崎市出身=が判定勝ちし、世界5階級制覇を達成した。
 東京のファンを中心とした後援会「TEAM藤岡」のメンバーが「藤岡カラー」のターコイズブルーのTシャツを200枚製作し、会場で販売して盛り上げに一役買った。取りまとめ役の会社員高橋藍さん(35)は試合前、「後楽園ホールをそろいのTシャツで埋めて応援したい」と語った。
 相手選手は17歳年下で13戦無敗の強敵。最終10ラウンドまでもつれ込む熱戦の末に勝利を収めると、会場は藤岡コールに包まれた。
 父一男さん(66)はリングからやや離れた席に座り、試合の行方をじっと見守った。「母親を亡くして精神的に落ち込んだ時期もあったが、それを乗り越えて5階級制覇を達成してくれた。よく頑張ったと声を掛けたい」と目を潤ませた。
 地元大崎市からは後援会のメンバーら約50人が駆け付けた。竹中修悦会長(51)は「5階級制覇までたどり着いた藤岡選手の気力と体力に驚かされる。次はぜひ大崎で防衛戦をしてもらえるようプッシュしたい」と声を弾ませた。


2017年12月02日土曜日


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