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宮城の製造品出荷 初の4兆円超え 15年食料品・輸送機械伸びる

 宮城県内の2015年製造品出荷額(確報)が14年比1.1%増の4兆171億円となり、初めて4兆円を超えたことが国の経済センサス活動調査で分かった。東日本大震災後の12年から4年連続の増加となり、過去最高だった14年の3兆9722億円を更新した。
 22業種のうち、15業種で前年を上回った。食料品が23.1%増の6087億円、自動車など輸送用機械が30.9%増の4791億円で大幅に伸びた。一方、鉄鋼(17.3%減の1565億円)、電子部品(4.9%減の4551億円)は落ち込み額が大きかった。
 市町村別は仙台市が8823億円で最多。大和町(3797億円)、石巻市(3368億円)が続く。
 従業員数4人以上の事業所数は281カ所増の2928カ所で、3年ぶりに増加。市町村別で見ると、石巻市20.2%増、気仙沼市23.3%増、東松島市29.7%増など被災した沿岸部の伸びが目立った。県内の従業員数は11万1372人で2464人増えた。
 原材料費などを除いた付加価値額は1兆2249億円で7.4%増えた。業種別では電子部品が2691億円でトップ。食料品1947億円、輸送用機械1008億円となっている。
 県統計課は「自動車関連など誘致企業の生産拡大と沿岸部の復興が、出荷額の伸びを押し上げているのではないか」と分析する。


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2017年12月03日日曜日


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