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津波被災の石ノ森萬画館 来館者300万人達成「未来に向けて夢持てるよう頑張る」

記念セレモニーで喜ぶ栄純ちゃん(右から2人目)ら

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市の石ノ森萬画館で2日、来館者が300万人に達した。故石ノ森章太郎さん(登米市出身)の代表作「サイボーグ009」「仮面ライダー」などを展示。震災による休館を経て、開館16年で節目を迎えた。
 300万人目となったのは秋田県大館市の若松栄純(えいじゅん)ちゃん(5)。両親の知幸さん(35)と真理子さん(36)、妹の架歩ちゃん(2)と共に訪れた。「仮面ライダードライブ」が好きで約2年ぶりに再訪したという。
 記念セレモニーで、来館300万人目の証明書や地場産品などが栄純ちゃんに贈られた。知幸さんは「節目に遭遇してすごくうれしい」と喜んだ。
 萬画館を運営する街づくりまんぼうの西條允敏社長は「被災し、全国から励ましのメッセージなど支援が集まった。訪れた皆さんが未来に向けて夢を持てるよう頑張っていく」と話す。
 記念イベントが10日まであり、漫画家早瀬マサトさんのポストカード配布、グッズショップのセールなどが予定されている。
 萬画館は2001年7月開館。年間約20万人が訪れ、05年6月に100万人、10年11月に200万人を達成した。震災で1階が浸水し休館を余儀なくされたが、12年11月に再開した。


2017年12月03日日曜日


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