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小学生大会や大盤解説…囲碁棋聖戦へ多彩な催し 大船渡住民ら「復興につなげたい」

 囲碁の第42期棋聖戦第4局が2018年2月15、16の両日、岩手県大船渡市民文化会館リアスホールで開かれるのに合わせ、地元有志らが多彩な催しを企画している。同市の景勝地「碁石海岸」にちなんだ囲碁による地域活性化を目指す。
 同14日は対戦棋士を囲んで前夕祭を開催。翌15日は小学生の囲碁大会や入門講座、16日は視覚障害者に配慮した大盤解説会、交流会などを予定している。対戦翌日の17日は棋士らが碁石海岸近くの「囲碁神社」を訪れる。
 日本棋院大船渡支部や碁石地区の住民組織が実行委員会を結成。これまでも、東日本大震災からの地域復興を目指して「囲碁まつり」を開いたり、児童クラブで打ち方を教えたりして「囲碁のまち」づくりを進めてきた。
 棋聖戦は、井山裕太7冠(28)=棋聖、名人、本因坊、王座、天元、碁聖、十段=に仙台市出身の一力遼八段(20)が最年少棋聖獲得記録の更新を懸けて挑む。7番勝負で、第2局(1月25、26日)は八戸市で開催される。
 実行委代表で、故木谷実九段の三男木谷正道さん(70)=神奈川県平塚市=は「東北の星が、天才中の天才に立ち向かう世紀の対局。これを機に大船渡の囲碁によるまちづくり活動が大きく広がり、復興につながってほしい」と話す。
 今月1日に仙台、盛岡、東京からの観戦バスツアーや関連行事の囲碁大会、前夕祭、交流会の参加者募集を始めた。連絡先は木谷さん080(7991)4761。


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2017年12月03日日曜日


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