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<戊辰戦争>150周年機に会津の精神を全国へ 記念の映像作品撮影進む

宗像さん(中央)とリードさんの対談も撮影された

 福島県会津若松市の官民組織「戊辰150周年記念事業実行委員会」(会長・室井照平市長)が、来年の戊辰戦争150周年を記念した映像作品の撮影を進めている。会津藩を象徴する「義」をテーマにしたドキュメンタリー。テレビなどを通して会津の精神や先人の功績を全国に発信し、観光客誘致につなげたい考えだ。
 作品は欧米の関係者がナビゲーターを務め、戊辰戦争の悲劇の舞台になった会津地方で撮影。「道義」「信義」「忠義」「大義」の四つの物語で構成する。9月に撮影を始め、来年3月に終了。5月の連休明けごろにBSテレビやインターネットで放送する計画。
 2日は会津若松市の会津藩校日新館で、宗像精館長(84)とナビゲーターで山梨学院大国際リベラルアーツ学部教授の米国人ウィリアム・リードさん(65)の対談などを撮影した。
 宗像さんは「『ならぬことはならぬ』という、武士の心構えを示した『什(じゅう)の掟(おきて)』が会津の人づくりの原点になった」と強調した。
 制作を担当するXPJP(神奈川県鎌倉市)の渡辺賢一社長(46)は「未来志向で歴史的な新事実を探しながら撮影している。一人でも多くの人に会津に来たいと思ってもらえる作品にしたい」と話した。
 実行委は昨年10月、戊辰戦争150周年に向けた観光客誘致を目的に発足。市や経済、文化関係など137団体が参加する。来年はシンポジウムやオペラ、記念式典などを計画する。


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2017年12月03日日曜日


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