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<バド全日本総合>タカマツ敗れる 目標まだ遠く気力上がらず

女子ダブルス決勝 ポイントを奪われ、浮かない表情の高橋(奥)松友組

 バドミントン全日本総合選手権最終日は3日、東京・駒沢体育館で各種目の決勝が行われ、女子ダブルスは世界選手権準優勝の福島由紀(青森山田高出)広田彩花組(ともに再春館製薬所)がリオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス、宮城・聖ウルスラ学院英智高出)に2−0で勝ち、初優勝を飾った。

◎タカマツ完敗、3連覇逃す

 「1年間、気持ちが上がらなくて引退も考えた。やっと試合が終わった」。いつもなら気丈に振る舞う高橋が目を真っ赤にした。高橋、松友組が女子ダブルス決勝で完敗し、3連覇を逃した。
 2020年の東京五輪で2連覇を果たす青写真はあるが、その目標はまだ遠くにある。
 決勝進出を決めた前日の記者会見。日本一を取る意味を問われた高橋は約10秒間、黙ってしまった。
 今大会で結果が残せなくても、五輪出場レースに影響はない。「目標がないまま試合に出続けるのは苦しかった」。上り調子の福島、広田組の勢いをはね返すだけの気力はなかった。
 あっさり失った第1ゲームが象徴的だ。ラリー中に2人のラケットが2度ぶつかった。ペア結成から10年、絶妙な連係を武器とする2人にとって、らしくないプレー。松友は「引いてしまった。単純に実力不足」と潔かった。
 世界の年間上位8組で競うスーパーシリーズファイナルに6年ぶりに出場できない。「考える時間ができた。ゆっくり休んで自分の気持ちと向き合いたい」と高橋。一度、立ち止まる時間が必要なのだろう。(剣持雄治)


2017年12月04日月曜日


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