福島のニュース

原発事故と闘う漁師描く ドキュメンタリー映画「新地町の漁師たち」仙台で上映

トークイベントで映画について話す山田監督(左)と小野さん

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被災した福島県新地町の漁師を追ったドキュメンタリー映画「新地町の漁師たち」の上映が3日、仙台市青葉区の桜井薬局セントラルホールで始まった。15日まで。
 東京出身の山田徹監督(33)が2011年夏から3年半にわたり新地町に通って撮影。原発事故の影響で思うように漁ができなくなった漁師たちの不満や将来への不安、再開した浜の神事や漁船の進水式で住民らと喜びを分かち合う様子などを丹念に記録した。
 上映後は山田監督と漁師小野春雄さん(65)のトークイベントがあった。山田監督は「震災や原発事故で失われた漁師の日常がどれほど貴重なものだったかを考えてもらいたい」と語った。小野さんは「映画を多くの人に見てもらい、福島の魚の販路が少しでも回復するよう期待したい」と話した。
 東北の劇場での上映は今年7月の福島市に次いで2カ所目。山田監督のトークイベントは4、10、11日もある。連絡先は桜井薬局セントラルホール022(263)7868。


2017年12月04日月曜日


先頭に戻る